主に文芸書などの読後感想をメインに
独断と偏見大いにありで呟いていこうと思います。
●灰谷健次郎の対談集「われら命の旅人たり」を楽しく読んだ。中でも宮崎学さんとの対談。宮崎さんは今でもゴミ捨て場に遭遇すると、嘗ての習性か、良いものがあると拾いたくなり、良い服があるときは着替えてしまいそうになるという。良寛さんの現代版。何のこだわりもない詩人とでも言うのだろう。いまだに奥さんにたしなめられるほど放浪癖が顔を出すらしい。「これほど印税が入ってくるというのに、物を拾ってこないで!」(笑い)。こんなくだりが多い本である。下手に作られた直木賞物を読んでいるより生と死の命すれすれの話は楽しい。紙一重という言葉があるが、気がつかないでも、あちこちに転がっているような気がする。踏みつけないようにしたいものだ。(21・1・31文芸)
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断続的に読んでいる灰谷さんの対談集。ざっくばらんなキャラそのままで好感が持てます。山田洋二、石倉三郎、白川和子までしか読んでいないが、一気に読めそうでのんびりとスタンバイしている。自分ではまさかの人生といっていた灰谷さん、やはり引き上げられる人物は誰かが見ているものだ。いまNHKラジオでやはり引き上げられた村上春樹特集をやっているが、灰谷健次郎と対談はきっとイベントにはならないだろうと思うのは偏見かな~。
金井美恵子、同い年である。長い小説(エオンタ)は、ポエムのように感性だけが文字となって流れている。まるで俳句の長編版といったらいいのか。エオンタとは「存在するものたち」とギリシャ語でいうそうだ。読んでいてついていけるのだが、まねはできない。そういえば、いま人気の若手作家の作品は時間さえあれば、まねはできそうなのだが、金井美恵子のはそうはいかない。それだけ特異な才能の持ち主なのかもしれない。ファンは多いと聞くし、小生も今はやりのものは長編であればあるほど飽きてくるが、彼女のものは、いつの間にか読み終えているといった感じである、一行一行ボードレールの詩の連続、また俳句の裏側を読んでいるようで不思議な充実感がある。全集のなか、あと何編かの作品が未読。読む予定である。(20・12・13文芸)
丸山健二「夜、でっかい犬が笑う」と村上春樹「ノルウェイの森」読了。
前者、当時最年少で芥川賞を受賞と騒がれた作家である。たぶん男好きな三島由紀夫が大いに薦めたと記憶している。小生もよくオートバイ作家作品を読んだものだ。改めて彼の作品に接してみて、気がついたことがある。自分の作品も彼をまねしていたような気がする。青臭い彼の発想は若者の時には傾倒するが、こちらが拝借しようとすると幼稚となる。その違いが今しっかりと彼とわたしの格差となった。
後者、音楽のタイトルでわくわくしたものだが、平たく言えば、若者のエロ小説としかの感想しかない。見ただけ時間の損失だった。彼がなぜあれほど騒がれているのかというのも、こちらの感性のなさだろうか。それも格差のついた根拠か。(20・11・23文芸)
前者、当時最年少で芥川賞を受賞と騒がれた作家である。たぶん男好きな三島由紀夫が大いに薦めたと記憶している。小生もよくオートバイ作家作品を読んだものだ。改めて彼の作品に接してみて、気がついたことがある。自分の作品も彼をまねしていたような気がする。青臭い彼の発想は若者の時には傾倒するが、こちらが拝借しようとすると幼稚となる。その違いが今しっかりと彼とわたしの格差となった。
後者、音楽のタイトルでわくわくしたものだが、平たく言えば、若者のエロ小説としかの感想しかない。見ただけ時間の損失だった。彼がなぜあれほど騒がれているのかというのも、こちらの感性のなさだろうか。それも格差のついた根拠か。(20・11・23文芸)
08年10月19日、日本橋高島屋にて開催中の柳原白蓮展へ行った。林真理子作「白蓮れんれん」の先入観を持って出かけたものだ。華族からの脱却から愛にのみ生きたという波乱に満ちた歌人の愛あふれた生涯展である。筑紫の女王として君臨していた彼女が、すべてをなげうって帝大生龍介とかけおちするといった流れが、林真理子の史実に沿った物語とほぼ一緒であった。活字だけで見ていた、九州の炭鉱王、と帝大の宮崎龍介の写真展といってもいいか。同伴した女房の言だ。「見なければ良かった。下品と詠われた炭鉱王伊藤伝右衛門の容姿と言い分のほうがまとも。龍介さんという人は駆け落ちするほどのオーラは感じられない!」同感だ。華族という一切の不自由のない物質生活が後、欲するものといえば、愛だけなのかしら、一度そんな決意に至る心情に見舞われてみたいものであった。なお隣のコーナーでは、美智子妃殿下の「愛のある日々」展もやっていた。こちらのほうがはるかに自然でよかったような気がする。めぐり合わせは、何かの法則でできているものなのだろうから。
(20・10・26文芸)
以下を「メーリングリスト・作家たちの夢束」と言うヤフーのコミュニティサイトに投稿しました。http://groups.yahoo.co.jp/group/yumetaba/
末森拓夢さん、名村烈さん、田中さん、皆さんお元気ですか、エドワードです。その節はいろいろご教示ありがとうございました。何年かぶりで復帰させていただきました。以前にこちらのホームページに掌編を載せたので紹介したところ「警告!」という書き込みがあり、「うるさい音楽入りで、抱いていた猫がつめを立てて怒った」とあって大変なことをしたと思い、以来休眠中でした。今度はブログに読後感などをつぶやき始めました。あちこちクリックしても音は出ないようにしてあります。ぜひまたお出かけくださいませ。http://dokugo.blog.shinobi.jp/
(20・9・20文芸)
末森拓夢さん、名村烈さん、田中さん、皆さんお元気ですか、エドワードです。その節はいろいろご教示ありがとうございました。何年かぶりで復帰させていただきました。以前にこちらのホームページに掌編を載せたので紹介したところ「警告!」という書き込みがあり、「うるさい音楽入りで、抱いていた猫がつめを立てて怒った」とあって大変なことをしたと思い、以来休眠中でした。今度はブログに読後感などをつぶやき始めました。あちこちクリックしても音は出ないようにしてあります。ぜひまたお出かけくださいませ。http://dokugo.blog.shinobi.jp/
(20・9・20文芸)
ついに?「ノルウェイの森」を読み始めた。やはりメジャーの作品であることは間違いない。男らしい若者、小生がそのころ書けといわれてもこれほどの感性はなかったし、スキルもなかった。さすが世界に通用する作家なのだ。いつマスコミにでてくるのだろう、村上春樹!嘗てサルトルのノーベル賞受賞辞退を絶賛した大江健三郎が今度は本人が平気で受賞したみたいに、ころりと変幻自在なるのだろうか。楽しみにしていよう。(20・8・23文芸)
このところ読んでいる本はない。村上春樹の「ノルウェイの森」も移動電車の中では、爆睡に代わった。これではバイバイするまでにいったい後何冊読めるかなと思うと、苦笑いが浮かぶ。時間を作らなければ、やはり読めないと知ったこのごろである。文学全集の「金井美恵子」をまた読み続けようかなと思う。基本的に読書は好きではないのかな?(20・8・2文芸)
通勤や、待ち合わせの合間などに読もうと思って文庫本を持ち歩いているが、ほとんど読まない。時間はあるのだが、その気にならない。ということは基本的に興味がないのかもしれない。立ちながらでも電車内で本を読んでいる御仁を見ると、若かりし自分を思い出しうらやましくさえ思う。加齢ゆえ情けないが、自宅や仕事場などできちんと時間をとって読むようにしようかと思っている今日この頃です。(20・6・21文芸)
肉体労働ともいえるアルバイトをしているため、通勤中に文庫本を読むつもりだったのが、電車内爆睡に代わって半年くらいになる。よって悲しいかな重松清「舞姫通信」読了を半年後に迎えた。自殺テーマの重い内容と思いきや、さすが若手作家の旗手。童話的に読ませてくれた。次は何にしようかと、あさっていくと「ノルウェイの森」(村上春樹)があった。彼のライフオプションはマラソンだと聞いているが、爆睡を選ぶよりページをめくることが多くなるか、それも楽しみの一つだ。(20.3・19)