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主に文芸書などの読後感想をメインに独断と偏見大いにありで呟いていこうと思います。
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「こころ」を読み始めた。若いころ読んだはずなのに記憶にない。いや読んでなかったのかも。それで物書き自認も聞いてあきれるが、お金持ちの書生の日々。富裕層への反発もあるが、心の動きは、教授でも学生でも変わりないというところか。よくあんな長編が書けたものだ、漱石教授。
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漱石の秘めたる恋物語か。あの時代にも、秘めたる恋はあったのだろう。漱石の自伝だろうか。富裕層の青年の物語だが心の流れは、いつの時代も、どの階層も同じであった。「それから」彼らはどう発展していくのだろうか。われら日々アルバイトしなければならない市民層とは、少し違うところもある。
気がくるって狂なのか、思うとおりに行かない歯車が狂っての狂なのか、どちらにしても似ているものだ。まだ未読の全集物を、死ぬまでに読み切ろうという挑戦も、狂っている。わかっているけど、設定だけはしたくなるのも狂人並みであります。人生時間は無限にあると思い込んでいるようですね。いいですよね、人生なんて自己満足の一人だけのレースなんだから(笑い)。
両者ともその一行、読み返し繰り返さないと理解不能のところがある。説明的な文章と、詩的な文芸文章とは、違うとはわかっていたが、これほど多い箇所があると、飛ばし読みしたくなる。哲学書などはそれが顕著なのだが、気楽に読める物語のつもりだったのが、突然難解表現が出てくると、戸惑うものだ。しかし、一応自分なりに解釈できてしまうとだんだん好きな作家となり、引き込まれていく。それが読書の楽しみでもある。そろそろ新しい全集物に移りたいのだが。次はどんな引きこもりがあるだろうか、それも待ち遠しいものだ。
マルクスあたりからの世界の動向を講演している。むつかしい内容だが、読んでいる。そのうち府に落とせるだろう。
万徳幽霊譚をよみはじめた、京都大学出身の韓国作家だったと思う。清岡卓行、阿部昭に続いての全集物。重厚な読み物のようである。
気が付いたことといえば、読んでいない全集物を半ば義務感で死ぬまでに読破しようと試みているので、つらい文章などは飽きてくるのだが、なぜか「それから」を読んでいると、昔の当て字やくどい言い回しで気になると思いきや、新刊本の今はやり物語を読むより時間をかけて読み通していることが多い。その理由はわからないが、難解でもなく乙に済ましたものでもない、やはり古典ともいえる漱石の古びない文章の才能なのだろうか。
例えば人間の思考、感情、意志が、これもたとえばですが人体の血液、骨、皮膚などとシンクロしているというオカルト生理学。読んでいくうちに、ぐいぐいと引き込まれていくのは楽しいからだろう。天体の大宇宙、そして人間の小宇宙とのシンクロも楽しい。読むたびに新しい発見があるようです。
今並行して読んでいるのは、シュタイナー講演集の「オカルト生理学」。人間生理学の基本のような気がする。何度目かの通読挑戦だが、読むたびに納得することが多いのも不思議である。
昭和9年生まれの文豪だ。初めて手にした筑摩文学全集だ。安心して読める、私小説と言っていい。今までいかにミーハー的な発想で本を読んでいたかを知ると恥ずかしい限りである。いや、まだこれからが本格文学人生かと考えればいい。お疲れ様(笑い)。
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