主に文芸書などの読後感想をメインに
独断と偏見大いにありで呟いていこうと思います。
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丸山健二、清岡卓行ほかの全集ものだ。やはりはやりもの文学なのか。前者はまだ若い。バイクを駆使した作家として颯爽と登場した芥川賞受賞作家だ。「夏の流れ」、「赤い目」とか最初のころは夢中になって読んだものだ。好きな作家だったからこちらの同人誌を送ってみたことがある。何の反応もなかった。小檜山博さんは丁寧な返事をくれた人であった。もっと息の長い作家活動を見たいものだが、自然消滅しているような気がする。どちらでもいいが、良い本を出そうとする編集者の貧困さが、AKB48作家ばかりを狙っているようで、寂しい出版界になっているような気がする。私は以前、いわゆる出版ゴロ(ツキ)にはめられたような記憶がある。本を出しませんか?ただし500部は購入してください!といったたぐいだ。もちろんその時は断ったが、以来何の交流もない。ただ、いまだに全国図書館の蔵書にしてもらっただけでも、ありがたい、感謝の出来事だったとうれしく思う次第であります。当時の担当編集者さん、ご健在なのだろうか、500部購入しなくてごめんなさい。
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