主に文芸書などの読後感想をメインに
独断と偏見大いにありで呟いていこうと思います。
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最近俳優志願という24歳の若者と接触があった。こちら高齢者が同格に話すということも愚かとは思ったのだが、チェックすべきするであろう俳優の名前さえ知らない、そして演劇の基本たる文学の知識すらない、そんな彼であった。私のそのころは、多くの俳優志願者や文学志向者などとかかわったものだが、彼らはこちらが圧倒されるほどの知識があり、情報を収集しており、日々寝ないで勉強している者が多かった。彼らすべてが大成したわけではなかったが、むんむんとしたうれしいほっとするようなオーラを感じたものだった。その接触のあった彼もきっと大成するであろう雰囲気をしていたのだが、これが今どきの俳優業の助走スタンスだとすると、活字が漫画に凌駕された時期に似ているような気がしたものである。
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